WITHコロナ時代になり、さらなる働き方改革が促され、リモートワークを推奨されています。家にこもってばかりですとストレスを感じる人も多いと思いますが、密は避けて出かけたいところです。そんな贅沢なわがままを叶えてくれるのが、国立公園でのワ―ケーション。環境省のバックアップにより、国立公園のリモートワーク環境が急ピッチで進められています。大自然が広がる国立公園なら密になることもなく、ワークもバケーションも両立できます。キャンピングカーで滞在すれば、コストもしっかり抑えられます。まずは東京からもアクセスが良く、富士山を見ながらワ―ケーションデビューをしてみてはいかがでしょう。

 

 

 

富士山を中心とした「富士箱根伊豆国立公園」

 

東京都、神奈川県、山梨県、静岡県にまたがり、富士山を中心とした国立公園で、富士山エリア、箱根エリア、伊豆半島エリア、伊豆諸島エリアの4つのエリアで構成されています。

 

 

富士山エリアは言わずと知れた観光名所の宝庫。富士山の登山はもちろん、富士五湖から見る富士山も絶景です。富士五湖は、東京からのアクセスも良い釣りやカヌーなどのアクティビティーを楽しめるレイクリゾートとして、その人気は衰えることがありません。

 

 

箱根エリアと言えば、温泉。古くからの名湯が自慢の温泉宿が競い合い、歴史を感じる風景を楽しめるのも魅力です。噴煙が上がる大涌谷はダイナミックで迫力満点!仙石原は神奈川県唯一の湿原で、国の天然記念物にもなっています。

 

 

伊豆半島エリアは、火山活動、地殻変動によって出来上がった複雑な地形、海岸線の絶景の宝庫。城ヶ崎海岸や、浄蓮の滝を始めとした河津七滝(かわづななだる)、天城連山など、数々の絶景が広がります。

 

 

伊豆諸島エリアには、個性豊かな島々が点在します。どの島も違った魅力があり、マリンスポーツや温泉が楽しめます。三宅島、御蔵島、利島周辺にはイルカが棲んでおり、イルカと一緒に泳げるアクティビティが人気です。

 

 

富士箱根伊豆国立公園には、海あり山ありの見どころやグルメ、温泉などの観光資源がとにかくいっぱい詰まっています。火山景観や富士五湖、変化に富んだ海岸の絶景はもちろん、登山やマリンスポーツ、釣り、キャンプ、温泉巡りなど、さまざまなアクティビティーを思い思いに楽しむことができるのが魅力です。数えきれないほどの名所をじっくりめぐるなら、キャンピングカーのレンタルがコストも抑えられ、快適なワ―ケーションを実現できます。芦ノ湖キャンプ村でレイクリゾートを楽しみ、SUMIKA CAMP FIELDで富士山の絶景を眺め、伊豆海の森スマイルキャンプ場で雄大な海を堪能する、なんていうのも夢じゃありません。どのキャンプ場も国立公園内にあり、キャンピングカーで快適に泊まることができます。

 

 

【INFORMATION】

品川駅より吉田口登山道五合目まで車で約2時間50分

新宿駅より箱根町まで車で約2時間

新宿駅より伊豆市まで車で約3時間

竹芝客船ターミナルより伊豆大島まで高速ジェット船で約1時間45分

竹芝客船ターミナルより新島まで高速ジェット船で約2時間20分

環境省公式HP「富士箱根伊豆国立公園」

芦ノ湖キャンプ村公式HP

 

 

 

富士箱根伊豆国立公園内で仕事をしながら、3つのジオパークを巡ろう!

 

波の浸食と火山の噴出物によって独特の地形がみられる「伊豆大島ジオパーク」

 

伊豆大島は今でも活発に活動している火山島。日本に数少ない玄武岩の活火山で、およそ5万年ほど前に始まった海底噴火によって生まれました。島全体が活火山とあり、常に火山とともに人々の暮らしは営まれてきました。内陸火山と異なり、海に囲まれているため、海岸線では波の浸食と火山の噴出物によって独特の地形がみられます。

 

 

 

東京都のダイナミックな火山景観!「山頂口展望台から見るカルデラ床と三原山」

 

伊豆大島で活発な火山活動を続けている三原山。比較的若い火山島である伊豆大島のカルデラは、およそ1500年~1700年前に起こった数度の噴火によって形成されたものと考えられています。このような大噴火は、200年前後の感覚で繰り返し起こったことが今ではわかっています。記憶に新しい1986年の噴火でも、カルデラ床に溶岩が流出しました。このジオサイトでは、かつての溶岩流、カルデラの地形を見ることができます。伊豆大島のシンボルである三原山を登れば、そこにはダイナミックな火山景観が広がります。

 

 

【INFORMATION】

東京都大島町泉津

伊豆大島元町港より三原山まで車で約30分

伊豆大島ジオパーク公式HP「三原山の紹介」

大島観光協会「三原山」

 

 

 

ノスタルジックな雰囲気のある古き良き時代を思わせる「波浮(はぶ)港」

 

838年に起こったマグマ水蒸気爆発によってできた噴火口に雨水が溜まり、波浮の池と呼ばれる池ができました。これが、1703年の大地震、津波によって決壊し、海とつながって1800年に開拓され、波浮港が開港されました。波浮港見晴台からは、美しい入り江と港を一望することができます。街並みは古き良き日本の雰囲気漂うノスタルジックな風情を感じます。かつて遠洋漁業で栄えた波浮港の街では、コロッケやたい焼きなどの食べ歩きしながら街並みを見るのがおすすめ!離島ならではの島寿司など、グルメも楽しいエリアです。

 

 

【INFORMATION】

東京都大島町波浮港

伊豆大島元町港より車で約30分

伊豆大島ジオパーク公式HP「モデルコース「ジオツアー」紹介」

伊豆大島ナビ「ぶらり波浮港さんぽ」

 

 

 

国内有数の観光地もジオパーク!「箱根ジオパーク」

 

箱根と言えば、東京から近い温泉地、観光地としていつの時代にも愛されてきた場所。箱根ジオパークは、神奈川県西部の箱根町、小田原市、南足柄市、湯河原町、真鶴町にまたがるジオパークで、箱根火山の恵みである温泉、多くの絶景が楽しめます。40万年におよぶ形成史を持つ箱根火山。雄大で起伏に富んだ地形が数々の絶景スポットをつくり出しており、天然記念物に指定されている動植物も多く生息しています。

 

 

 

噴煙の上がる箱根の魅力が凝縮された「大涌谷(おおわくだに)」

 

国内有数の温泉地であり、観光名所として知られる箱根の魅力は、火山が生んだと言っても過言ではありません。大涌谷は、その箱根の魅力がぎゅっと詰まっている場所。約3000年前の最後の箱根火山の爆発によってできた神山火口の爆裂跡を見ることができます。荒々しい風景が続く雄大な大地には、今でも噴煙が上がっており、現在も活発な火山活動の迫力を大地のエネルギーとともに感じることができます。ロープウェイに乗れば、雄大な大涌谷の風景を楽しむことができます。迫力のある火山活動の跡はもちろん、晴れた日には美しい富士山を望むことができます。

 

 

【INFORMATION】

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原

新宿駅より大涌谷まで車で約1時間40分

横浜駅より大涌谷まで車で約1時間30分

箱根ジオパーク公式HP「大涌谷(おおわくだに)」

 

 

 

湿原植物の宝庫!「仙石原湿原(せんごくはらしつげん)」

 

箱根火山のカルデラ内北部に広がる神奈川県唯一の湿原で、これは、この地域がかつてはカルデラ湖の一部だった名残と考えられています。およそ3000年前の噴火によって土砂や火砕流が湖に流れ込んだことで湖が埋め立てられ、現在の湿原が出来上がりました。ススキの草原や仙石原温泉などがある観光名所であり、箱根仙石原湿原植物群落として国の天然記念物にも指定されています。

 

 

【INFORMATION】

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原

小田原駅より車で約40分

箱根ジオパーク公式HP「仙石原湿原(せんごくはらしつげん)」

 

 

 

パノラマビューでまるごと楽しめる箱根の絶景「駒ケ岳」

 

標高1327メートルの駒ヶ岳は、幾度もの噴火によって徐々に出来上がってきた山です。中央火口丘(カルデラ内にできた小規模の火山体)の一つで、今は木々に覆われた自然豊かな山ですが、よく見ると溶岩流の跡を確認することができます。駒ヶ岳は、ここだけでさまざまな箱根の絶景に出会える貴重な場所。一番のビューポイントは展望台。芦ノ湖や駿河湾を眼下に見下ろし、富士山を望めます。トレッキングをすれば、風衝岩場の植物群落を見ることもできます。富士山を見ながら箱根元宮でお参りし、相模湾展望広場から小田原と湘南一帯、相模湾を一望するのも爽快!登山が苦手なら、ロープウェイで山頂まで行ってみましょう。山頂までの雄大な景色も見ごたえがあります。

 

 

【INFORMATION】

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根

小田原駅より車で約40分

箱根ジオパーク公式HP「駒ヶ岳(こまがたけ)」

 

 

 

東京からも好アクセス「伊豆半島ジオパーク」

逢ヶ浜

 

伊豆半島ジオパークは、絶景と温泉、グルメの宝庫。すべてを網羅しようと思ったら数日ではとても足りないかもしれません。それだけに、ワ―ケーションの地としてピッタリ!伊豆半島は、2000万年ほど前には、現在の硫黄島付近にあったと考えられています。それが地殻変動により時間をかけて本州にぶつかり、陸地同士が海を埋め、現在の半島になったのがおよそ60万年前のこと。それまでの火山活動や地殻変動が、伊豆半島の数々の絶景を生み出し、国内有数の温泉地となりました。今では、ユネスコ世界ジオパークにも認定され、国内外から多くの観光客が訪れる大人気の観光地となりました。

 

 

 

ちょっと怖い!でも絶景!「城ヶ崎海岸・門脇橋」

門脇埼

伊豆半島では絶対に外せないマストなスポットが城ヶ崎海岸。その魅力をじっくり楽しむなら、遊歩道が整備されたピクニカルコースが最適!所要時間約2時間ほどのコースで、海を眺めながら歩ける道が続いていきます。コースの途中には、国内有数のダイビングスポットがあったり、磯料理が自慢のお店があったり、途中の寄り道もダイビングもアリ!城ヶ崎海岸は、およそ4000年前の大室山の噴火によって相模湾に流れ出た溶岩流が冷えてできた場所。海岸沿いには、ゴツゴツした岩場の絶景がダイナミックに雄大な海に向かって広がっています。中でも超スリリングなのが門脇橋です。高さ23メートル、全長48メートルのスリル満点なつり橋で、恐怖と絶景の感動を同時に味わえるスポット!いがいが根と呼ばれる場所にも立ち寄ってみましょう。足場が悪くゴツゴツした大きな岩がゴロゴロ並んでいますが、溶岩の巨岩を歩いてみることで、雄大な海の美しさも楽しむことができます。意外と知られていないのが、同じ城ヶ崎海岸エリアにある橋立つり橋と幻の滝と呼ばれる対馬の滝。ぜひ立ち寄って感動の絶景を楽しんでみてください。

 

 

【INFORMATION】

静岡県伊東市富戸周辺

熱海駅より車で約1時間

伊豆半島ジオパーク公式HP「城ヶ崎海岸 いがいが根」

 

 

 

マイナスイオンいっぱいの癒しの滝を巡ろう!「河津七滝(かわづななだる)」

釜滝

河津には、とにかくたくさんの滝があります。火山活動は、数々の絶景とともに多くの滝をも生み出しました。中でも有名な7つの名瀑を河津七滝(かわづななだる)と呼んでいます。河津七滝は、約1時間で滝を巡ることができる遊歩道が整備されていて、滝巡りハイキングが観光の定番。周囲の自然も美しく、初夏には青々とした新緑、秋にはあざやかな紅葉と、ゆっくり見て歩いても2時間ほどで七つの滝をすべて回ることができます。最も規模が大きい大滝(おおだる)はとにかくダイナミック。落差30メートルもあり、ビルであれば7~8階ほどの高さになります。他の6つも、落差20メートルほどのものや個性的な形のものなど、まさに火山が生んだ自然の芸術とも言える滝ばかり。滝に流れる水の美しさも、河津七滝の魅力の一つです。伊豆半島ジオパークには、河津七滝以外にも、有名な浄蓮の滝など、絶景の滝が数多くあります。滝をテーマにジオサイトを巡ってみるのも楽しいかも!

 

 

【INFORMATION】

静岡県賀茂郡河津町七滝温泉

小田原駅より車で約2時間

熱海駅より車で約1時間40分

河津七滝観光協会公式HP「河津七滝の案内」

伊豆半島ジオパーク公式HP「滝・湖」

 

 

 

火山と海によってつくられた神秘的な秘境「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」

 

火山活動によってかたどられた地形を、波が浸食してできた海食洞で、そこにはまるでミステリアスなダンジョンのような異空間が広がります。海食洞の天井が崩れており、天窓から光がさすと、何とも言えない神秘的で神々しい雰囲気が漂い、まるで秘境を冒険しているかのような気分になります。複雑な地形になっている龍宮窟には、ひっそりとしたプライベートビーチのような浜辺があり、上からのぞくとハートの形に見えることから、近年パワースポットとしても注目されています。不思議な地形とエメラルドグリーンの海がとても美しく、ロマンティックな場所として、デートスポットとしても人気です。

 

 

【INFORMATION】

岡県下田市田牛

下田駅より車で約20分

伊豆半島ジオパーク公式HP「龍宮窟」

 

 

日本最高峰の富士山を始め、地球の神秘を感じられる伊豆半島の大地や伊豆諸島。山の魅力も海の魅力もまるごと感じに富士箱根伊豆国立公園でワ―ケーションしてみませんか?