1996年に当時の環境庁(現・環境省)が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を広く公募。日本の音風景検討会の選定審査の結果に基づき、音環境を保全する上で意義があると認められた“日本の音風景100選”を紹介します。

 

 

福島県・からむし織のはた音
●癒しポイント
・からむし織とは、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の植物繊維で作られる日本最古の織物です。栽培から糸づくり、織に至るまで全て手作業で行われています。
・一反分の糸を紡ぐのに数ヶ月、さらに布を織るのに数ヶ月要すると言われるからむし織は、丈夫でとても肌触りがよく、着物や帯となります。
・周囲を山に囲まれたのどかな里に「カラカラ、トントン、カラカラ、トントン」というはたを織る音が響きます。その音色は、600年前と変わらない音色です。
・特に周辺に降る雪と調和がとれる冬期は、静寂の中の音が心地よく響きます。

 

●所在地/福島県大沼郡昭和村
●アクセス/JR只見線「会津川口駅」から大芦行き会津バスで約40分「からむしの里」下車
●音風景の種類/産業・交通
●よく聞ける時期/1年を通して
●よく聞けるところ/からむし会館。冬期は農家でも聞くことができます。

 

 

音の出典元:環境省 水・大気環境局大気生活環境室