2020.09.01
1996年に当時の環境庁(現・環境省)が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を広く公募。日本の音風景検討会の選定審査の結果に基づき、音環境を保全する上で意義があると認められた“日本の音風景100選”を紹介します。
〜宮城・伊豆沼・内沼のマガン〜
●癒しポイント
・伊豆沼・内沼には毎年、天然記念物となっているマガンを中心とした多くのガンがやってきます。マガンは、遠くシベリアから約4000㎞の長い旅を経てこの地へやってきます。
・マガンは、日の出とともに、寝ぐらにしていた沼から一斉に群れで飛び立ちます。多い時には、周辺の沼と合わせ6万羽を超えます。
・翼を広げると150㎝もあるマガンが一斉に飛び立つ羽音と鳴き声は、命の輝きを感じさせる力があります。
・朱色に染まる朝焼けの中、V字を描く「雁行」を見せながら乱舞する姿は圧巻です。
●所在地/宮城県栗原市、登米市
●アクセス/JR新田駅から徒歩約10分、JR東北新幹線くりこま高原駅から車で約10分
●音風景の種類/鳥
●よく聞ける時期/10月中旬から2月下旬。特に日の出、日の入りの時刻
●よく聞けるところ/伊豆沼:獅子ヶ鼻県堤ほか 内沼:八沢県堤ほか
音の出典元:環境省 水・大気環境局大気生活環境室
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