1996年に当時の環境庁(現・環境省)が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を広く公募。日本の音風景検討会の選定審査の結果に基づき、音環境を保全する上で意義があると認められた“日本の音風景100選”を紹介します。

 

 

癒しポイント

・オホーツク海側の沿岸には毎年1月になると流氷が押し寄せてきます。

・オホーツクの流氷は、サハリンの北東部の海が凍って南下し、北海道まで流れてきているものです。さらにオホーツク海の北部の海上には、薄い氷が発生し、それがシベリアからの冷たい北風により南に流されていきます。薄かった氷も、オホーツク海を流されながらどんどんと厚さを増し、北海道にやってくる頃には、かなりの分厚い氷となっているというわけです。

・流氷には豊富な栄養分を持ったプランクトンが集まり、それを魚たちが食べ、そして魚を海鳥やアザラシが食べる……といったようにオホーツク海に生きる生物たちの営みに欠かせない存在です。

・流れ着いた流氷は、オホーツク海沿岸を真っ白に埋め尽くします。浜辺で耳を澄ますと、流氷がせめぎ合う時にでる「ギュー」「グー」「クゥー」という、大自然が作り出す音を聴くことができます。

 

 

●所在地/オホーツク海沿岸一帯

●アクセス/枝幸郡枝幸町ウスタイベ千畳岩:紋別より車で約1時間30分、枝幸町市街から車で約5分 網走市北浜海岸:JR鱒浦駅より徒歩約10分

●音風景の種類/海

●よく聞ける時期/1月下旬から3月中旬ごろ

●よく聞けるところ/枝幸郡枝幸町ウスタイベ千畳岩、網走市北浜海岸ほかオホーツク海沿岸一帯

 

 

音の出典元:環境省 水・大気環境局大気生活環境室